ライン
ガーデン物語
 ガーデン物語これは多分、私の生涯で一番長く掛かった。私の約半世紀の思いの物語ですね。
それは庭を造る事、それは若い時からの夢でした。それは何故かと言うと、バナナとかパパイヤ、パイナツプルが自分の庭に成り、これを眺める事が出来たらな〜と思ったのが、高校生の修学旅行の九州は別府で見たバナナの木でした。「なんと世の中には大きな葉が出来る物で、しかも高価なバナナが団体でぶら下がて居る、こんなのが家で出来たら」と思い込んだのです。それから15年後ババナの苗を植えましたが、冬に成れば、幹が凍り付き失敗、それから幾度とチャレンジしましたが、1度も冬を越せませんでした。それなら家の中でも出来るパパイヤを始めましたが成長するのは6月から9月まで、これも冬を越せません、「やはり巨大な温室が居るな〜」と思いますが、場所も資金も有りません、それなら本場で育てたら良いのではと思いついたのが、35歳の時でしたね、それで直ぐ行動を起こしました。私は台湾かインドネシヤ・ベトナム、タイ辺り女性と結婚すればと大胆な考えが思いつきました。海外が駄目なら沖縄でも考えて居りましたが、チャンスは思いがけなく来ました、仕事が貿易会社でしたので、フィリピンでの調査の仕事を任されました。それで、日本人妻と無理矢理離婚をして、フィリピンで女性を探し結婚をして、将来向こうに移住すれば簡単な事ではないかと考えましたね。この作戦は見事に成功して、今こうしてフィリピンで暮らして居ります。(簡単に書きましたが、ココまで苦難の道で幾度も修羅場を体験していますよ)
バナナの木を初めて見てからなんと実に42年後の事です。私は1度思い付いたら何が何でも1度は、試したい、体験したいで、好奇心が服を着て歩いている様な人間ですから、成功、不成功は別として、挫折は有りません、また目的の為なら、家族も犠牲にする、それは恐ろしい男です。(現在実り収獲真近

前置きが長くなりましたが、
昨年、挫折する事無く夢を実現に変える為、マグサイサイの我が家の屋上に悲願の小さな庭を製作、これにバナナ・パパイヤ・マンゴ・ジャツクフルーツを植えました。流石、常夏の国フィリピンです、あれよあれよでバナナは大きくなる、パパイヤも早く成長しました、パパイヤは花が咲き実も付き写真にも収めました、今までの42年の苦労はなんだつたのかと思うほど簡単に成長し実も成りましたが、ところが大問題が起きました。庭を造るとき防水工事をせずイキナリ土を入れたものですから、4ヶ月足らずで、隣の義弟の家に水が漏れだし、それも大量にです。それに友人曰く、水が回れば幾ら鉄筋でも重さで天井が抜け落ちると忠告され、大きくなつたバナナを無念にも切り倒しました。大半が水分のバナナ、本当に重たいです、こんなのが3本も大きくなれば確実に天井は抜け落ちると危機感を覚えました。そこでバナナは知人の空き地に植えることにし、パパイヤ・は植木鉢に・椰子も大きな鉢を買い植え直しました。すぐさま、小さな庭を造り直すのですが、タイミング悪く雨季に突入し、工事が大幅に遅れました。マンゴは枯れ・パパイヤは3本、根ぐされしました。このままでは植木は全滅の恐れが有ると思い完成していない庭に1番大きなパパイヤを植え直しました。
第1次ガーデン完成 バナナ・椰子 なすび・キュウリ カラマシー バナナ・パパイヤ
この小さな庭が42年間の夢を現実にしてくれる筈でした。
ところが、またとんでもない考えが浮かびました、庭を小さくして軽くするには3分の1は縮小しないと、しかし出来た庭を壊すのも惜しいので、思いついたのが、ジャングル温泉です。風呂は前から欲しいと考えて居りましたが、まさか屋上に作るとは思いも寄りませんでした。また植木は本場ですから直ぐ手に入る、お湯は太陽熱で何とか成る、期間限定ですが、それで又すぐさま工事に架かり、晴れ間を狙い、2005年8月25日総て完成しました。
解体作業 パパイヤ マンゴ バナナ 枯れて来たマンゴ
大きく成りかけた木を抜く事は本当に偲びがたいです。
露天温泉(現在) 枯山水風 海底(過去) ストーンヘンj(過去) 現在
↑完成した露天風呂です【自称マニラ温泉】。私の自信作で庭のテーマは「過去・現在」をココに表現しています。未来は有りません、今日生きて行くのいっぱい・いっぱいですから。
本当はジャングル温泉が希望でしたが、植木があまりに高いので変更し、また京都の庭園風にしたいと思いましたが、それも叶わぬ事で、この様な箱庭に成りました。これで私の42年間の夢を、総てこの小さな庭に凝縮させています。

今、思わぬ展開で、この小さな庭がマグサイサイの写真スポツトになつて居ります。写真を撮るならサントの屋上でと口伝えで広まり、今や凄い数の人がこの屋上で写真を撮りました。今はマグサイサイの若者の財布にはココで写した写真を必ず持って居ますよ。次は水着姿の女子を写したいですが、無理かな・・・・・そんな事したら嫁からグーで殴られるな〜。
2006年お正月、日本からお客さんが来られました。ネツト仲間のMINOさんですね、見聞していかれましたが、無言でした、しかし日本からの訪問者はMINOさんが、記念すべき1番目の訪問者でした。
完全露天温泉 箱庭? 花園1 花園2 花園3
ココに水を入れ太陽熱で沸かします。 サンパキーターを初め年中花が咲きますよ。
でもまだ試しに入泉はしていませんが、何しろ雨季でまだ水が冷たいものですから、雨季は12月頃明け、3月には空から備長炭の焼けたような日差しが来ます、その時が温泉開きです、皆さんを是非招待したいですが・・・・・・・
ココ『感想』で写真付きで掲載します。

『感想』  2006年3月吉日掲載予定内容は『キャプテン・サント、太陽熱温泉に初入泉!』と掲載する筈です。
あとがき
本来私の夢はこの様な小さな物でなく、屋敷はビレジでプールサイドにバナナを植え、それを実らせる事でした。しかし資金の問題で貧民屈暮らしと成りはしたが、内容は如何あれ、バナナ・パパイヤは植え、プールは小さな風呂変わっただけの話。後は小さな庭の前にロキングチヤーに揺られ日本の方角の空を見、ブコジュースを飲みながら、今までの自分の生き方を振り返り思います、「これで良いのだよ、お前の力では、こんな事しか出来ないよ、良く出来た方だよ」と自分で自分を慰め、且つ正当化し「コトッ」とおさらば致します。

表紙に戻る     温泉の旅に戻る
ライン下
inserted by FC2 system